2ntブログ






スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

刻音色(ときねいろ) 

――「僕」は目覚めた。雪に閉ざされた山間の旧い館で。頭に怪我を負い運ばれたと いう。書物と絵画に囲まれ、椿を愛でる妙齢の女館主も、悲しげに微笑む四人のメイ ドも皆、全てを知っているようだ。「僕」には分からない。思い出すことができな い、何もかも。「あなたは刻のないこの館に、時間を持ち込んでしまった」蝋燭の灯 りで語られる神隠し伝承に導かれるように、歯車は回り始めた。深夜零時。数十年、 動くことのなかった大時計が、十三点鐘を告げる。内なる井戸の底から這い出した黝 い翳が徘徊する時、闇に漏れ聞こえるメイド達のすすり泣きは、恍惚…それとも― ―。(刻音色 (ときねいろ) 一の刻より)


「刻音色(ときねいろ)」全2巻 (Amazon)

刻音色(ときねいろ)
一の刻(いちのとき)
(MEGAROTIC)

二の刻(にのとき)
(MEGAROTIC)


A Time To Screw 1


A Time To Screw 2



[ 2008/04/25 20:59 ] た行 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する